ゲームプレイ記録 Farming Simulator 22 ⑬ 4年目収穫期

4年目6月

4年目の作付けも終わり、後半の収穫期に。とりあえず大麦を収穫して鶏舎に突っ込む。
気づいたら鶏がMAXの350羽になっていたが、畑47の0.71ha分の大麦で1年分の餌は賄えているはず。

あと、wikiにはサイレージベールの発酵に2ヶ月必要と書かれていたが、ゲーム内時間のちょうど1ヶ月程度で発酵が完了していた。
ということで売却してみたところ、24個セットで約38,000ドル、3セットあるので11万ドル強もの売上になった。
が2ヶ月で育つことを考えると、土地面積単位ではちょっと異常なぐらい儲かっている。
一度播種してしまえば草刈り→ウィンドロウ→ベール作り→芝ローラーの4工程で2ヶ月おきにこの収入が得られると考えると(通常の作物は播種→肥料2回目→収穫の3工程なのでそこまで手間の差は無い)、草関連の設備には投資を回していい気がする。

4年目7月

キャノーラの収穫と同時に精油工場を購入し、全てのキャノーラを運び込む。
とりあえず様子見として精油工場はそのまま「貯蔵」設定(自動売却にはしない)

キャノーラ畑は合計1.93haで、収穫できたのは21,800Lほど。
精油工場は1月あたり9,600Lのヒマワリキャノーラを処理できるため、全て加工するのに2ヶ月ちょいかかるらしい。
ヒマワリの収穫が10月から始まることを考えると、生産品のパレットは混ざらずに済みそう。(同時に2つの製品を生産できるのかわからないが)

そしての収穫2回目。今回は10万ドルでベールローダーを2つ追加購入し、今月からはサイレージベールを載せたまま発酵できるようにした。

これなら発酵のために下ろしておいたベールを一々回収しなくて済むため、出荷の手間は結構減らせるはず。

4年目8月

精油工場の生産について何かおかしいと思って検証したところ、複数の加工品がある場合、原料が0のものは生産をオフにしておかないと無駄に均等割されて有効な加工品の生産量が下がるという衝撃の事実が判明した。(ちなみにデフォルトは全ての生産がオンになっている)
(追記:後でわかったが、穀物工場は何故か複数ラインを有効にしてもそれぞれの速度は下がらない。)
例えば以下の設定だと、綿→生地は100%のサイクル速度で稼働しているが、キャノーラ→キャノーラ油は33.3%の速度しか出ていないことになる。

流石になんとかならなかったのかと思いつつ先月のセーブに戻って設定し直し事なきを得た。(綿は今までしばらく無駄に50%になっていたが…)

8月は大量のオーツ麦を収穫し、を集める。
オーツ麦穀物工場に突っ込み、10月からの出荷期に備えてとりあえず「貯蔵」で生産だけさせておく。
オーツ麦は全部で8.66haの畑で94,697L採れたので、haあたりの収穫量は10,935L程度。
穀物工場では1ヶ月あたり18,000L処理できるため、5ヶ月半ぐらいは持つことになる。

更にキャノーラの作付けもしないといけないので、一旦来年の精油工場の計画を立てる。
精油工場の容量はパレット置き場に4,000L、貯蔵がそれぞれ10,000L、サイクル速度は1ヶ月あたり9,600L→4800L。
キャノーラの収穫時期は7~8月で、キャノーラ油の出荷時期は10月~1月(12月が最高)。ヒマワリの収穫時期は10~11月で、ヒマワリ油の出荷時期は2~4月(3月が最高)。
とりあえずそれぞれの出荷時期である10~1月をキャノーラの売却、2~4月をヒマワリの売却にあてるのは確定で、工場が空く残りは5ヶ月。
ヒマワリ油の在庫を抱えられる14,000Lまで貯めるのに約3ヶ月かかるので、ヒマワリ油を3ヶ月、キャノーラ油を2ヶ月生産することにする。
この場合、キャノーラ油は工場内に抱えられる10,000Lに満たないので、パレット置き場はヒマワリ油で埋めておいていいということになる。
具体的な流れとしては、

  • 5月にヒマワリ28,000Lを持った状態でスタート
  • 5月~7月にヒマワリ油を「貯蔵」で生産(ヒマワリ28,000L→ヒマワリ油14,000L)
  • 7月にキャノーラを収穫
  • 8月~9月にキャノーラ油を「貯蔵」で生産(キャノーラ19,200L→キャノーラ油9,600L)
  • 10月にヒマワリを収穫
  • 10月~1月にキャノーラ油を「売却」で生産(キャノーラ38,400L→キャノーラ油19,200L)
  • 2月~4月にヒマワリ油を「売却」で生産(ヒマワリ28,800L→ヒマワリ油14,400L)

というサイクルが考えられる。
よって必要なのはキャノーラ57,600L、ヒマワリ56,800Lだということになる。
キャノーラの今年の収穫量は11,295L/haだったので、必要な畑は約5.10ha。
オーツ麦を植えていた畑55と、来月モロコシを収穫する畑61~63をキャノーラに回せば大体足りる見込み。

4年目9月

モロコシの収穫を行い、大麦と不足分のキャノーラの播種を行う。
モロコシは8.81haの畑で140,466L収穫できたので、haあたりの収穫量は15,944L/haだった。
そういえば、wikiのGrain Mill(穀物工場)のページ

the Grain Mill can work all of it's production lines in order to maximize production without halting another.

と書いてあり、実際に検証したところ確かにモロコシとオーツ麦を同時に加工してもそれぞれの生産スピードは下がらないことが確認できた。
さらに調べてみたところ、redditの以下の書き込みが見つかり、施設ごとにsharedThroughputCapacityというフラグがオンになっているかどうかで挙動が変わるらしい。
https://www.reddit.com/r/farmingsimulator/comments/12ftizc/the_effects_of_running_multiple_productions_in_a/
標準のマップでこれが設定されているのは穀物工場、砂糖工場、オー・ベイロン以外のパン屋、エアレングラート以外のバイオガスプラントだけらしい。(そしてmodのマップでは自由に設定できるので、どの施設がどの設定であるかの保証はない)
ということで穀物はそれぞれ216,000Lまで生産しても1年で加工できることがわかったので、穀粉生産量の多いオーツ麦と次点のモロコシはガンガン植えてしまってよさそう。

3回目のの収穫だが、wikiを眺めていたら自走式草刈り機であるBiGM 450はベーラーを牽引できるらしいことが書いてあった。
しかも実際のBiGM 450の説明書を見ていると地味に集草機能までついていることが判明。
(契約でこれが貸し出された時、ウィンドロウアーが無くておかしいなと思いながら自前で追加リースして使っていた…)
ということで試しにリースしてみて、草刈り+ウィンドロウ+ベール作りを一遍にできる最強マシンを組み上げて投入!

確かに草刈りとウィンドロウとベール作り(ベール作りはウィンドロウアーを追いかけるように作業できるので実質2ステップ)を幅8m程度でやるのと比べ、幅10m1ステップで終わるので作業時間自体は圧倒的に早い。
…が、こちらのウィンドロウ機能はウィンドロウアーの代用ではなく、あくまで刈った草を一列に吐き出すだけなので、一度刈った草の位置を後から再整列させられる訳ではないというのが問題となる。
通常のウィンドロウアーでは、レーン端の旋回時に微妙に残った草をまくら地の周回時に回収して整列させることができていたのだが、BiGM 450で牽引する方式では旋回時に後ろのベーラーで上手く拾えない草がそのまま残ることになる。
そのような草は無視することにして時間短縮を重視してもいいが、ベール数にして71個→69個に減ってしまったので、BiGM 450を買ったりリースしたりする代金自体を加味するとどうしようかなといったところ。

4年目10月

コーンヘッダーをリースし、ヒマワリを収穫。
全11.47haの畑に植えていて、116,914L収穫できた。haあたりの収穫量は10,193L/ha。
前に計算した目標収穫量はだいぶオーバーしているというか1年で加工しきれないので、来年からは減らさないといけないが、次は何を植えようか…サトウキビ?

また、計画通り穀物工場で穀粉を「売却」にして出荷を始めた。毎時3,500ドルぐらいがコンスタントに入ってくるようになってすごい。
精油工場は原料のキャノーラが尽きたので一旦寝かせておき、ヒマワリ油の生産を開始する。
原料のヒマワリは1年分以上あるので、とりあえずそこそこの価格で売れる10月は「売却」にしておき、11月~1月で在庫を準備することにする。

4年目11月

綿大豆を収穫。大豆は2.76haで23,945L収穫でき、haあたりの収穫量は8,675L/haだった。
計算してみると、それぞれ最高値でヒマワリ油が6,300ドル/kL、大豆が3,700ドル/kLで売れるとすると、畑の単位面積あたりの売値はほとんど変わらない…?

作物 収穫量[L/ha] 加工レート 売値[$/kL] 売値[$/ha]
ヒマワリ 10,193 0.5 6,300 32,108
大豆 8,675 - 3,700 32,098

大豆は変動が激しく最高値の月に売るしかないが、油系は加工などの手間があることを考えるともう全部大豆でいいんじゃないかという気がしてくる。

そういえば完全に忘れていたが、生産チェーンを見ると穀粉パンの加工ルートがあり、穀粉を大量生産するのであれば流石にパン屋を買った方がよさそうだということに気づいた。
パン屋のサイクル速度は2,160サイクル/月で、1ヶ月あたり4,320Lの穀粉を処理できる。
とりあえず穀粉パレット12,000Lを突っ込んで様子を見ながら来年の作付け計画を立てないといけない。

4年目12月

ということで今年の収穫期も終わったところで、今どうにも時間がかかっている播種の効率改善について考えてみた。
耕作+播種+肥料散布の3機能を持つ中で一番高いESPRO 6000 RCは既に持っていて、時速は幅6m×17km/h=10.2ha/h。
それ以上の播種機は耕作か肥料散布のどちらかが無く、最上位の播種機は播種+肥料散布のみのCitan 15001-Cで15m×18km/h=27.0ha/h。
耕作ができないのでカルティベーターが必要だが、並列作業を考慮しないのであれば一体型のパフォーマンスを上回るには最低でも16.4ha/hの速度が出なければならない。
この条件を満たすのは以下のカルティベーター

型番 価格 必要馬力 幅[m] 時速[km/h] 面積速度[ha/h]
K-12200 101,000 375 12.5 15 18.75
NZ Extreme 1425 125,000 450 14.3 15 21.45
Kompaktomat 1570 Max 129,000 500 15.7 15 23.55
Speed-Tiller 465 86,000 360 9.5 18 17.10
Terradisc 10001T 90,500 350 10 18 18.00
Mach Till 412 108,000 615 12 18 21.60
Speed-Tiller 475 112,500 550 12.5 18 22.50

思ったより要求馬力が高く、牽引するためにさらに性能のいいトラクターを買わなければならない。
例えば以下のような構成。

種類 型番 性能 価格
ラクター(大) 1000 Vario(1050エンジン) 517馬力 367,000
カルティベーター Kompaktomat 1570 Max 15.7m×15km/h 129,000
播種機 Citan 15001-C 15.0m×18km.h 206,500

合わせて702,500ドル。1年分の収益で買えなくはないが…