農地を大幅に拡大したら肥料代が高い!ということで牛を飼育したところ、やり方がわかりにくすぎたのでメモ。
牛は牛乳とスラリーと堆肥(条件あり)を生産し、スラリーはスラリータンク+散布機、堆肥は堆肥散布機で撒くことができる。
また、スラリーと堆肥は散布量を2倍にして一度の作業で肥料を2回分撒いたことにする機能がついている。
牛舎と牛の購入
牛を飼育できる施設にはいくつかあるが、スラリーと堆肥を生産したい場合は牛小屋にする必要がある。
更に牛小屋には給餌ロボット付きのものがあり、餌となるTMRの供給方法に違いがある。(後述)
牛小屋を買ったら肉球アイコンのところで牛を購入する。
牛は生後12ヶ月以降でないと牛乳を生産しないため注意。
牛乳自体は割と高く売れるので、生後12ヶ月(または18ヶ月)の牛を買っても余裕で元が取れると思う。
ただし牛乳はパレットで生産されるのではなく、輸送には対応したタンクが必要。
対応するタンクを牽引してこの地点に行けば、穀物などをサイロから補給する時のように補給ができる。
TMR(完全混合飼料)の供給
牛はいくつかの餌に対応しているが、100%の効果を発揮するのはTMR(完全混合飼料)のみ。
TMRを供給するためには2つの方法がある。
給餌ロボットによる供給
牛舎が給餌ロボット付きであれば、TMRの材料となる干し草、わら、サイレージ、ミネラル飼料を牛舎の所定の場所に入れておくだけで餌やりが完了する。
干し草とわらとサイレージは以下のようにわかりやすく囲われているので、それぞれの区画にベールを運んで突っ込めばOK。
ミネラル飼料はショップで購入したパレットをそのまま運ぶか、対応するトレーラーに補給して運ぶ。
荷下ろし地点は囲いがないのでわかりにくいが、この辺に持っていけば普通の納品と同じように突っ込める。
飼料ミキサーワゴンを使った合成
ショップの「アタッチメント>家畜関連機器」カテゴリで購入できる飼料ミキサーワゴンを使えば手動でTMRを合成することができる。
飼料ミキサーワゴンに近づくと、左上のキーヘルプ欄に以下のようなUIが表示される。
それぞれの材料の混合率をこの▶◀内に収める必要があり、具体的には以下の範囲。
材料 | 許容混合率 |
---|---|
干し草 | 25%~75% |
サイレージ | 25%~75% |
わら | ~30% |
ミネラル飼料 | ~7% |
一番手間が少ないのは干し草とサイレージを50%ずつ混ぜるパターンで、一番原価が安いのは干し草45%、サイレージ25%、わら30%を混ぜるパターン。
飼料ミキサーワゴンにはテレハンドラーを使って上からベールを投入する。
例えばショップで売っている8,000Lの干し草、5,000Lのサイレージベール、9,000Lのわらを突っ込んだところこのようになった。(わらの比率がオーバーしているのでTMRにはなっていない)
自分の畑で作ったベールで考えた場合、125cmロールベールだと干し草は1個4,500L、サイレージは3,500L、わらは5,000Lであり、飼料ワゴンの容量が24,000Lということを考慮すると、合成が楽なのは干し草×2、サイレージ×2、わら×1を突っ込むことだと思われる。
材料 | 合計[L] | 混合率 |
---|---|---|
干し草 | 9,000 | 42.9% |
サイレージ | 7,000 | 33.3% |
わら | 5,000L | 23.8% |
全ての材料が適正な範囲になったら、あとはそのまま牛小屋に行けばTMRとして荷下ろしができる他、家畜商に売ることもできる。
(家畜商は間違えて作ってしまった不完全な混合飼料でも、一応半額ぐらいの値段で買い取ってもらえる。)