ゲームプレイ記録 2021/09/12 テイルズオブアライズ

テイルズオブアライズ

ガルドの稼ぎ方も分かってきたところで、レネギスのショップでストロングトリートが店売りされていることが判明しこのゲームの勝利を確信。

レネギス到着からは延々と真実が明かされていくイベントシーンが続く。
この辺は驚きというより納得感が強く、知りたかったピースが次々とはまっていく感じがして読んでて面白かった。

ただ序盤に少しあったが鳴りを潜めていたので忘れていた、何もイベントのない区間をスキップトラベル何故か禁止で歩かせるフェーズが何回かあり、かなり面倒くさかった。序盤と終盤だけ同じプランナーが設定したのか?

レネギスの後は"赤い女"改めヘルガイムキルの1人がいる拠点、ダエク=ファルゾルへ。
ここでは更にレネギスで明かされなかったレナ人自体の真実やヘルガイムキルの設定が語られる。
レナ人はヘルガイムキルによって改造されたダナ人であり、ヘルガイムキルもレナの意思に縛られているという、どこまで行っても奴隷の支配構造は変わらないどうしようもない世界だった。

大元のレナも生きるためにダナの星霊力を必要としているからこその行動であり、つまり生きるためには支配構造が必要という主張になる。
これに対しアルフェンは赦し合うこと、誰かが誰かを支配するのではなく仲間になれば、誰かのために誰かが犠牲になることもなくなるという信念で対抗。
(実際、ダナの星霊力を"奪う"のではなく"助けてもらう"ことでシオンを救い、最終的にダナとレナを一つにした新しい世界を作ることでレナも救った。)
この辺りはテーマとしては陳腐かもしれないが、序盤から奴隷というものをいくつもの形で描いてきたことで説得力があり、いつものテイルズらしい青臭い感じもあってかなり良かった。

ヴォルラーンに関しては単に嫌がらせしに来たようにしか見えなかったが、「協力を否定する存在」にも赦しを与えるというアルフェンの想いを描くために必要…だったのかな
ラストバトル中に唐突に今まで全く使っていなかったアルフェンでの一騎打ちを強いられ、ラスボス戦まで来て初めて難易度を下げるチュートリアルが出た。


話は少し戻ってラスダンのレナ(本体)。
やたらとダンジョン自体が長く、回復ポイントや入り口に戻る(つまり実質的な中間ポイント)ところまでもかなり遠い。
そして通路を塞ぐように配置されている敵シンボル(こちらは最悪逃げればいい)と、本当に通路を塞いでいて逃げられない必須戦闘シンボルがやたら多い。
しかも出てくるのは今までのズーグル系ボスやギガントの色違いばかりで、種類が少ないためダンジョン内でもやたら何度も戦うことになる。
戦闘自体が面白くなく、(特にほぼ全ての敵が光弱点なこともあり)全てリンウェルが光の星霊術を連打しているだけなので本当に苦痛だった。
おまけにラスボス第一形態と第二形態の間にもさんざん見慣れた雑魚と戦うフェーズがあって目を疑った。これいる…?
ちなみにラスボス戦はヴォルラーン以外全て光弱点だったのでシューティングスター連打で終了。
結局最後まで詠唱特化リンウェルが大正義だった。
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ということでテイルズオブアライズ、無事に本編クリア。プレイ時間は39時間ほど、レベルは全員49。
戦闘は強行動連打以外のことをする理由付けが無く、最後まで術連打一辺倒だったので特に面白みは無かったが、シナリオは筋が通った上でわかりやすく、いつものテイルズ風味という感じでかなり良かった。

クリア後即周回してみたらアーティファクト以外引き継げなかった(他の要素を引き継げるようになるアーティファクトがあるらしい)のと、クリアデータロードしても特に何のイベントも起きなかったので、周回要素がかなりマニアックな部分に追いやられている感じがする。
アライズでシリーズ再出発するにあたって見直してるだろうし、やっぱり大部分のユーザーは本編クリアまでやって終わりだったんだろうか…?