令和最新版のデジモンワールド2がやりたいんだよな。ローグライクのシンボルエンカウントで戦闘・育成システムはほぼドラクエモンスターズで主人公の強化要素があるやつ
— さびたコイル (@rusted_coil) 2024年8月1日
結局我々[誰?]はデジモンワールド2みたいなゲームがやりたいんだよなと思ってたところ、思いつきでmodとかないのか調べていたら2022年にリリースされたDigimon World 2 Alternativeという大規模改造modを発見した。
https://www.romhacking.net/hacks/7272/
最新版は2023年の11月に出たバージョン6で、どんどん遊びやすくなっているみたいだったので、勢いでプレイ環境を整え遊んでみることに。
プレイ環境
まず注意点として、英語圏で作られたmodなので当然英語版にしか対応していない。
これはゲームが英語オンリーなだけでなく、英語版のゲームが無いと改造パッチを当てられないことを意味する。
幸い最近は海外の商品を代理購入してくれるサイトも普及しているので(昔はFFTAの北米版を手に入れるのに苦労したものじゃ…)、ありがたく利用させていただいた。
セカイモンで"Digimon World 2"などと検索すれば結構な数が出品されているので、あとは注文して待つだけ。
ちなみに2024年8月時点でケース付きは12000円ぐらい(送料や手数料込みで2万円弱)だった。まあまあ高い
ディスクが届いたらmodの公式(?)サイトからパッチを落とし、リッピングしたディスクのイメージにDelta Patcherでパッチを当てれば完成。
そして肝心のゲームの動作環境だが、デジモンワールド2の問題点としてバトルのテンポが悪いことがあり、これを解消するためにボタン1つで倍速モードを切り替えられるRetroArchで遊ぶことにした。
RetroArch 動作速度を高速化させるボタン設定
ゲーム開始
いきなり起動画面が変わっていてブラックウォーグレイモン&セラフィモンに。無料のmodだからお金かかってたらお前騙されてるぞって警告出るの面白い
序盤の流れはほぼ変わっていないが、技選択画面の情報が増えてわかりやすくなっている模様。
また、シティでの操作では走るのがデフォルトになっていたり、出撃時の無駄に長い歩きパートがカットされていたりと細かいところでも遊びやすくなっていていい感じ。
あとこれは普通に英語版の名前だと思うけど、リンリンシャオがJoy Joyとかいうふざけた名前になってて笑った。
ホールの名前も一新されていて、PC用語を使うというルールは変わらないものの、UEFIとか明らかに当時には無かった概念の名前がついてるのも面白い。
ガードはそういえば当時やった覚えのなかったブルーファルコンを選択。
当然パタモンを貰えるのかと思ったらガニモンとかいう謎の蟹渡されたんだけどなにこれ???
ホールのボスもガラッと変わっていて、例えばヌメモンがボスだったPCI Preserve(旧レジスト・ホール)ではグレイモンの配下にアグモン(黒)とブイモンをチラ見せされる。
こちらのパーティはとりあえず序盤で手に入るガニモンとキャンドモンに、Toy Car(プレミアふぃぎゅあ)で仲間にしたピヨモン(確かバードラモンとガルダモンの技が強かった覚えがある)を加えて進めてみる。